家電リサイクル料金一覧【2026年7月版】4品目の費用と正しい処分方法

不用品処分

エアコンやテレビ、冷蔵庫、洗濯機を処分するときは、一般的な粗大ごみとは異なり、家電リサイクル法に沿った方法で処分する必要があります。

処分時にかかる費用は、基本的に「リサイクル料金」と「収集運搬料金」の2つです。 リサイクル料金はメーカー・品目・サイズ区分によって異なり、収集運搬料金は引取りを依頼する家電販売店などがそれぞれ設定します。

最初に確認したいこと

  • 処分する製品が家電リサイクル法の対象4品目か
  • メーカー名と品目・サイズ区分
  • 買い替えなのか、処分だけなのか
  • 販売店へ回収を依頼するか、自分で指定引取場所へ持ち込むか

家電リサイクル法の対象は家庭用の4品目

家電リサイクル法の対象となるのは、家庭用として使用される次の4品目です。

対象品目 主な対象
エアコン 家庭用エアコン
テレビ ブラウン管式、液晶・有機EL・プラズマ式など対象となるテレビ
冷蔵庫・冷凍庫 家庭用冷蔵庫・冷凍庫
洗濯機・衣類乾燥機 家庭用洗濯機・衣類乾燥機

これらは自治体の粗大ごみとして通常収集するのではなく、家電リサイクル法に基づく回収・リサイクルルートを利用します。

処分費用は「リサイクル料金+収集運搬料金」

経済産業省は、家電4品目の処分に必要な費用を次の2つに分けています。

費用 何のための料金? 金額を決める主体
リサイクル料金 メーカーが回収後の家電を再商品化・適正処理するための費用 メーカー等
収集運搬料金 販売店などが家庭から指定引取場所まで運ぶための費用 小売業者等

「家電リサイクル料金=処分時の総額」ではありません。

家電販売店へ引取りを依頼する場合は、メーカーごとのリサイクル料金とは別に、販売店が設定する収集運搬料金が加わります。

2026年7月版|リサイクル料金の確認方法

家電リサイクル券センターは、2026年7月版の家電リサイクル料金一覧表を公開しています。

料金はメーカーによって異なるため、「エアコンはいくら」「冷蔵庫はいくら」と全国一律の金額で覚えるのではなく、製品本体の銘板などでメーカー名を確認してから検索するのが確実です。

サイズ区分がある品目

品目
テレビ 15型・15V型以下 16型・16V型以上
冷蔵庫・冷凍庫 170L以下 171L以上

エアコンと洗濯機・衣類乾燥機については、料金表上でテレビや冷蔵庫のような大小区分はありません。

代表例:パナソニックの2026年7月料金

料金がメーカーで変わることを分かりやすくするため、家電リサイクル券センターの2026年7月版料金表に掲載されているパナソニック(コード100)の例を示します。

品目 区分 リサイクル料金(税込)
エアコン 550円
ブラウン管式テレビ 1,320円
ブラウン管式テレビ 2,420円
液晶・有機EL・プラズマ式テレビ 1,870円
液晶・有機EL・プラズマ式テレビ 2,970円
冷蔵庫・冷凍庫 3,740円
冷蔵庫・冷凍庫 4,730円
洗濯機・衣類乾燥機 2,530円

この金額は全メーカー共通ではありません。 たとえばエアコンでもメーカーによって550円、990円、2,000円など異なる料金が掲載されています。必ず実際のメーカー名で確認してください。

最新料金は、家電リサイクル券センターの料金情報ページから確認できます。

収集運搬料金はいくら?

収集運搬料金は、メーカーではなく引取りを行う家電販売店などが設定します。

経済産業省によると、小売業者は収集運搬料金をあらかじめ定めて公表する必要があり、店頭や公式サイトなどで確認できます。

そのため、処分費用を比較するときは、リサイクル料金だけでなく、依頼先の収集運搬料金も確認してください。

総額の考え方

家電販売店に回収を依頼する場合:

リサイクル料金 + 収集運搬料金

処分方法は状況によって選ぶ

買い替える場合

同じ種類の家電へ買い替える場合は、新しい製品を購入する家電販売店へ、古い家電の引取りを依頼する方法が基本です。

家電リサイクル法では、小売業者は新たに同種の家電を販売する際に、古い家電の引取りを求められた場合、原則として引取義務があります。

買い替えず、処分だけする場合

処分する家電を購入した販売店が分かる場合は、その販売店へ引取りを依頼します。

購入した販売店が分からない、廃業しているなど、引取りを依頼できる販売店がない場合は、お住まいの市区町村が案内する方法を確認してください。

自分で指定引取場所へ持ち込む場合

自分で運搬できる場合は、全国の指定引取場所へ直接持ち込む方法もあります。

家電製品協会によると、自分で指定引取場所へ持ち込む場合は収集運搬料金はかかりません。ただし、リサイクル料金は必要です。

郵便局で家電リサイクル券を使用して料金を支払い、指定引取場所へ持ち込む方法があります。指定引取場所の所在地・営業日は、2026年度から家電製品協会の新しい検索ページで確認できます。

持込み前に指定引取場所の営業日・営業時間を確認してください。

臨時休業や営業時間変更の場合もあるため、家電製品協会の指定引取場所検索で最新情報を確認するのが安全です。

料金を確認するときに必要な情報

  • メーカー名(製造業者等名)
  • 品目
  • テレビなら画面サイズ
  • 冷蔵庫・冷凍庫なら内容積
  • 買い替えか、処分のみか
  • 販売店回収か、自分で持ち込むか

メーカー名は、製品本体の銘板・ラベルなどを確認します。ブランドロゴだけでは製造業者を正しく特定できないケースもあるため、家電リサイクル券センターも銘板の製造業者名を確認するよう案内しています。

「無料回収」だけで選ばない

家電4品目は適正なルートでの処分が必要です。無料回収をうたう事業者などへ依頼する場合でも、家庭から出る廃棄物を適法に取り扱える事業者か確認する必要があります。

購入店・買い替え先・自治体が案内する方法・指定引取場所など、家電リサイクル法に沿ったルートを優先してください。

よくある疑問

家電リサイクル料金は全国一律ですか?

一律ではありません。リサイクル料金はメーカー・品目・サイズ区分などによって異なります。

冷蔵庫は大きさで料金が変わりますか?

料金表では、冷蔵庫・冷凍庫は170L以下が「小」、171L以上が「大」に区分されています。実際の料金はメーカーによって異なります。

テレビのサイズ区分は?

家電リサイクル料金表では、15型・15V型以下が「小」、16型・16V型以上が「大」です。

自分で持ち込めば無料になりますか?

無料にはなりません。自分で指定引取場所へ持ち込む場合は収集運搬料金を抑えられますが、メーカーのリサイクル料金は必要です。

販売店ごとに処分費用が違うのはなぜ?

リサイクル料金とは別に、各販売店が収集運搬料金を設定しているためです。販売店に依頼する場合は、両方の料金を確認してください。

まとめ

家電4品目を処分するときは、「リサイクル料金一覧」だけを見て総額を判断しないことが重要です。

  • 対象は家庭用エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機
  • リサイクル料金はメーカー・品目・サイズで異なる
  • 販売店へ回収を依頼する場合は収集運搬料金も必要
  • 買い替え時は購入店へ、処分のみなら購入した店へ相談するのが基本
  • 購入店が分からない場合は自治体の案内を確認
  • 自分で指定引取場所へ持ち込めば収集運搬料金はかからない
  • 最新料金は家電リサイクル券センターで確認する

料金は変更される場合があるため、実際に処分する直前に、製品のメーカー名を確認して最新料金を検索してください。

参考・確認先・この記事の確認