子どもの成長とともに使わなくなったおもちゃや育児用品が増えてしまい、「どう処分すればよいかわからない」「まだ使えるのにもったいない」と感じている方は多いのではないでしょうか。
おもちゃ・育児用品は状態がよいものが多く、売る・寄付するなど「次の人に活かす」選択肢が取りやすい品目です。
一方で、電池・バッテリーを含むおもちゃや対象年齢の安全基準が設けられている育児用品は、処分の際に注意が必要なものもあります。
この記事では、おもちゃ・育児用品の主な処分方法・種類別の注意点・売る際のポイントをわかりやすく整理します。
おもちゃ・育児用品の主な処分方法
おもちゃ・育児用品の処分方法は、大きく以下の5つに分かれます。
①買取店・リサイクルショップに売る
②フリマアプリ・ネットオークションで売る
③寄付・譲渡する
④自治体のごみとして処分する
⑤不用品回収業者に依頼する
状態がよいものは「売る・譲る」を最初に検討し、汚れや破損がひどいものは自治体ごみとして処分するのが基本的な流れです。
それぞれの方法について詳しく解説します。
売る方法①:買取店・リサイクルショップ
おもちゃ・育児用品の買取は、子ども用品専門の買取店や総合リサイクルショップに持ち込む方法が手軽です。
専門店は商品の状態・ブランド・需要を踏まえて査定するため、一般的なリサイクルショップよりも適正な価格がつきやすい傾向があります。
特にベビーカー・チャイルドシート・バウンサー・ハイチェアなどの大型育児用品や、レゴ・プラレール・シルバニアファミリーなど人気のあるブランドおもちゃは買取が期待できます。
・本体・付属品(パーツ・取扱説明書・元箱など)をまとめる
・汚れがある場合は拭き取っておく
・動作確認をしておき、不具合がある場合は事前に申告する
・ブランド品・有名メーカー品は型番やシリーズ名を控えておく
・複数の買取店で見積もりを取り、金額を比較する
パーツが揃っていて清潔な状態のものほど査定額が上がりやすくなります。
買取が期待できる品目の目安
買取価格が期待できる品目と、値がつきにくい品目の目安は以下のとおりです。
買取が期待できるもの
・ベビーカー(コンビ・アップリカ・サイベックスなど国内外の有名ブランド)
・チャイルドシート(使用年数が短く状態がよいもの)
・レゴ・プラレール・シルバニアファミリー・トミカなど人気ブランドのおもちゃ
・知育玩具(ボーネルンド・モンテッソーリ関連など)
・大型遊具(室内用すべり台・ジャングルジムなど)
値がつきにくいもの
・汚れ・傷がひどいもの
・パーツが欠けているもの
・製造から年数が経過している安全基準が変わったチャイルドシート
・ノーブランドの廉価品おもちゃ
宅配買取・出張買取も活用できる
ベビーカーや大型遊具など重量のあるものは、店舗への持ち込みが大変な場合もあります。
宅配買取や出張買取サービスを利用すると、自宅にいながら査定・回収まで完結できます。
複数点をまとめて依頼すると査定額が上がりやすくなることもあるため、おもちゃ・育児用品をまとめて整理したいタイミングで利用するのがおすすめです。
売る方法②:フリマアプリ・ネットオークション
フリマアプリやネットオークションでは、買取店よりも高い価格で売れることがある反面、出品・梱包・発送の手間がかかります。
おもちゃ・育児用品は子育て世代の購入者が多く需要が高いカテゴリのため、状態がよいものは買取店よりも高値がつくケースも少なくありません。
出品の際は、以下の点を意識すると購入されやすくなります。
・使用期間・使用頻度を記載する
「生後6ヶ月〜1歳まで使用」「月1〜2回程度の使用」など、具体的に記載すると購入者が状態をイメージしやすくなります。
・パーツ・付属品の有無を明記する
おもちゃはパーツが揃っているかどうかで価格が大きく変わります。欠品がある場合は必ず記載しましょう。
・洗浄・除菌済みであることを記載する
育児用品は衛生面を気にする購入者が多いため、「洗浄・除菌済み」と記載するだけで購入されやすくなります。
・傷・汚れの状態を正直に記載する
写真だけでなく、傷や汚れの状態をテキストでも説明しておくとトラブルを防ぎやすくなります。
・清潔感のある写真を撮影する
白い床や明るい場所で撮影すると清潔感が伝わりやすく、購入率が上がりやすくなります。
寄付・譲渡する
売ることに手間を感じる場合や、誰かに使ってもらいたいと思う場合は、寄付・譲渡という選択肢もあります。
地域の掲示板・譲渡サービスを利用する
ジモティーなどの地域掲示板では、無料または格安で近隣の方に引き取ってもらうことができます。
送料が不要で直接手渡しできるため、大型のベビーカーや遊具の譲渡に特に向いています。
地域の子育てグループやSNSのコミュニティを活用して譲り先を探す方法も有効です。
NPO・チャリティ団体への寄付
おもちゃ・育児用品を必要としている家庭や施設に寄付する方法もあります。
NPO法人や子ども支援団体の中には、状態のよいおもちゃ・育児用品を受け付けているところがあります。
寄付を受け付けている団体によって、受け入れ可能な品目・状態・送付方法が異なるため、事前に公式サイトや問い合わせで確認してから送るようにしましょう。
汚れや破損がひどいもの・衛生上の問題があるものは受け付けてもらえない場合が多いため注意が必要です。
自治体のごみとして処分する
買取・譲渡が難しい状態のものは、自治体のごみとして処分します。
おもちゃ・育児用品は素材によって分別区分が異なるため、処分前に確認が必要です。
プラスチック製のおもちゃ
プラスチック製のおもちゃは、可燃ごみまたは不燃ごみとして処分できる自治体が多いです。
自治体によってプラスチックの分別ルールが異なるため、お住まいの自治体のホームページや分別表で確認しましょう。
電池が入っている場合は必ず取り出してから処分してください。
電池・バッテリー内蔵のおもちゃ
電池を使用するおもちゃは、必ず電池を取り出してから本体を処分します。
取り出した電池は、スーパーや家電量販店などの使用済み乾電池回収ボックスに持ち込んで処分するのが基本です。
充電式バッテリーが内蔵されているおもちゃ(電動乗用玩具など)は、リチウムイオンバッテリーを含む場合があります。
リチウムイオンバッテリーは通常のごみとして捨てることができないため、家電量販店・ホームセンターの充電池回収ボックスに持ち込みましょう。
ぬいぐるみ・布製おもちゃ
布製のおもちゃやぬいぐるみは、可燃ごみとして処分できる自治体がほとんどです。
金属パーツや電池が含まれている場合は、取り外してから処分しましょう。
愛着のあるぬいぐるみを捨てることに抵抗がある場合は、フリマアプリへの出品や寄付を先に検討してみましょう。
ベビーカー・チャイルドシートなどの大型育児用品
ベビーカー・チャイルドシート・バウンサー・ハイチェアなどの大型育児用品は、粗大ごみとして処分するのが一般的です。
粗大ごみとして出す場合は、事前申込みと処理券の購入が必要な自治体がほとんどです。
金属フレームを含む場合は金属ごみとして処分できる自治体もあるため、事前に確認しておきましょう。
チャイルドシートの処分に関する注意点
チャイルドシートは安全基準が定期的に見直されており、古いモデルは現行の安全基準を満たしていない場合があります。
安全性の観点から、製造から6〜7年以上経過したチャイルドシートの譲渡・フリマアプリへの出品は避けるべきという考え方もあります。
状態がよくても年数が経過しているものは、売ったり譲ったりせず自治体ごみとして処分することを検討しましょう。
・製造から6〜7年以上経過しているものは安全基準が変わっている可能性がある
・事故にあったことがあるチャイルドシートは外見に問題がなくても内部が損傷している場合がある
・安全性が確認できないものは売ったり譲ったりせず、粗大ごみとして処分する
・自治体によってはチャイルドシートの回収や処分支援を実施している場合もある
不用品回収業者に依頼する
おもちゃ・育児用品が大量にある場合や、自治体ごみでの処分が手間に感じる場合は、不用品回収業者に依頼する方法もあります。
不用品回収業者であれば、ベビーカー・チャイルドシート・大型遊具・おもちゃ類をまとめて一度に回収してもらえます。
買取対応している不用品回収業者の場合、状態のよいものは費用を相殺できることもあります。
ただし、「無料回収」をうたう業者の中には、後から高額な費用を請求するケースもあるため注意が必要です。
複数の業者に見積もりを取り、回収費用と回収品目の内訳が明示された書面を受け取ってから依頼することが大切です。
処分方法の選び方まとめ
状態や種類に応じた処分方法の目安をまとめます。
・状態がよい有名ブランド品(レゴ・プラレール・シルバニアなど)
→ 買取店またはフリマアプリで売る
・状態がよい大型育児用品(ベビーカー・ハイチェアなど)
→ 買取店・出張買取・フリマアプリ・ジモティーで売る・譲る
・状態がよいがブランド力が低いもの
→ フリマアプリ・ジモティーで出品・譲渡を試みる
・誰かに使ってもらいたいもの
→ NPO・チャリティ団体への寄付・地域掲示板で譲渡
・傷・汚れが多いもの・ノーブランド品
→ 自治体のごみ(可燃・不燃・粗大)として処分
・電池・充電式バッテリー
→ スーパー・家電量販店の回収ボックスへ持ち込む
・大量にまとめて処分したい
→ 出張買取または不用品回収業者に依頼
まとめ|状態がよいものは売る・譲ることを先に検討しよう
おもちゃ・育児用品は状態がよいものが多く、売る・寄付する・譲渡するなど次の人に活かす選択肢が取りやすい品目です。
まずはフリマアプリや買取店で売ることを検討し、手間を省きたい場合はジモティーや寄付を活用しましょう。
売れない状態のものは、素材に応じて可燃ごみ・不燃ごみ・粗大ごみに分けて自治体ルールに従って処分するのが基本です。
電池・充電式バッテリーは必ず本体から取り出し、専用の回収ボックスに持ち込むことを忘れずに行いましょう。
また、チャイルドシートは製造からの年数と安全基準を確認したうえで、譲渡するかごみとして処分するかを慎重に判断することが大切です。
